2008年02月04日

信頼よりもお金ですか?



昨日、買物の帰り、
自宅付近のペットショップの店頭に、
こんな文言のPOPが貼られていた。

『当店で販売している餌には、
   中国製のものはありません。』


これで売上が伸びるんだろうか?
これで信頼を得られるんだろうか?
これで顧客が増えるんだろうか?


こんな事を書くショップもショップだが、
もし、本当にこれで効果があるのだったら、
今の消費者の目は、完全に腐ってると思う。



中国製じゃなければ安全なのか?



マスコミの情報操作は、確実に浸透している。
JTと報道事業者の間に、
利害関係があるのかどうかは解らないが、
(いずれにせよ、今回の事件には不自然な事が多すぎる気がするが。)
結果として、情報が中国の話題に集中し、
JTの企業イメージの低下は、
最低限で抑えられているのは一目瞭然だ。

今、考えなければならないのは、
食を輸入に頼る事に対するリスクや、
輸入以外でもお金で食を買う事に対するリスクだ。


ビジネスシーンにおいても、小売においても、
お金と物品のやり取りは信頼関係の上で行われてきたが、
今はその信頼関係が軽視されてるように思う。

ネットで最安値の店を見つけて物を買う。
合い見積もりで、最安値の業者に仕事を任せる。


信頼関係よりもコストの方が重要視されているのが現代だ。
そういう人々の意識が変わらぬ代わり、
中国からの輸入をストップしても同じ問題が起こる可能性は高い。
先ずはコストを上げてでも検品の精度をあげる事であろう。


長いこと続いている不況の中で、
安さこそが正義となってしまっているが、
いい加減に目を覚まし、ここには安全性も少なければ、
生産性も少ない事に気付くべきだと思う。



余談だが、今回の事件は諸外国に対しても、
日本の穴を曝け出したようなものだと思う。
極端な話ではあるが、仮に反日組織(これは多分、本当にある気がする)や、
敵対国があったとすれば、戦争などを起こさなくても、
ここを利用して簡単に日本を攻撃できるという事だ。

そう考えると、この事件はある種の教訓のような気がするのだが。
この記事へのコメント


しまさん、こんばんは。

ギョーザ、大変なことになってますね。

中国の知人・友人が多いので、中国関係のニュースはいつも気になっています。

私が仕事帰りに寄るスーパーでも、
一時期、野菜なども中国産のものがけっこう見受けられたんですが、
最近は、にんにくぐらいしか置いてないような気がします。
高くても国内産のものが売れてるみたいですね。

昨年の「肉まん」のこともあって、
お隣りの国のことなのに、なんだか不安ばかり・・・
悲しいです。

安さだけの追求、なんとかしなきゃって思います。
Posted by Shannon@Feel Fine at 2008年02月04日 20:18
>>shannonさん
どこか日本人って、信頼・信用はタダと思ってる人が多いというか、
それがあって当たり前になってるように思います。

色々なものを国内で生産してた当時であれば、
それはそれで良かった・・・というよりも、それが理想だったわけで、
そこが海外からも評価され、Made in Japan神話に繋がったわけですが、
今はほとんど海外での生産品を輸入する事が増えてますし、
インターネットや、外資系の会社が増え、
企業に国際的な競争力が求められてる現代に置いては、
そういった意識は、マイナスになりかねないと思うんですよね。


安いものには安いなりのわけがあり、
高いものには高いなりのわけがある。
(そうじゃないものは、詐欺と呼ばれるわけですが。)


そういう、当たり前の事を意識してないというか、
ある種の平和ボケ的なところを感じますし、
『ブランド品は何故高い。』という問いに、
まともに答えれる人は少ないような気がしてます。


それにしても、国産の野菜、高くなりましたよね。(T T)
Posted by しま at 2008年02月05日 14:38
どうも、こんにちは。

確かに中国製でないから安全ということはないでしょう。しかし、中国製の危険度が高いことは近年の様々な中国製の事件を見れば疑いようのない事実だと思います。外国でもチャイナフリーの動きは強まっています。そのペットショップの行動も当然の流れと言えるのではないでしょうか。

マスコミに関してですが、私はまだ甘いと感じています。今回の事件は人為的な犯行の可能性が高いからかもしれませんが、BSE問題のときのような勢いは感じられません。マスコミは淡々と報道をしており、BSEのような踏み込んだ議論はあまり聞くことはないように思います。

しまさんの言うとおり、中国との取引は信頼関係よりもコストのほうが重視されているからです。
問題は、このような事件が起きたり、チャイナリスクが認識されているにも関わらず、中国に依存しなければならない現状でしょう。依存度が高まるほど弊害は生じてしまいます。

近年では、安全性や信用の観点からだけというわけではないですが、企業の進出先は中国からベトナムなどの他の新興国へと徐々にシフトしてきています、過剰な中国アレルギーは問題ですが、中国への依存度は下げなくてはならないのでしょう。

自給率を上げることができればそれが理想ですが、やはりコストが・・・ということになるのでしょうね。
Posted by 通りすがり at 2008年02月17日 19:23
>>通りすがりさん
はじめまして、コメントありがとうございます。

私も、通りすがりさんの仰るとおりだとは思いまが、
いくつか、補足説明させていただきますね。

まず、チャイナフリーの流れについてですが、
確かにこの流れはあると思います。
ただ、個人的に、この流れに偏りと申しますか、
本文中にも書いたように『否中国製=安全』のような、
偏見が蔓延りそうな気がし、
必ずしも良い方向に流れているとは思えなかったので、
このような書き方をさせてもらいました。

あとマスコミの件については、
現状の淡々とした報道は、
単純に反中思想の輩を増やしているだけで、
生産性があるとは思えませんから、
もっと討論するべきではあるでしょうね。

私がブログ用に引用させてもらってる、
AFPニュースは、比較的フラットな報道をしてるんですが、
読売/産経/毎日あたりは、非常に偏りを感じています。

そういった国内のマスコミのレベルから考えると、
反中側に偏った方が、読者/視聴者の反応が良いと、
妙な報道をしそうで怖かったりも・・・・。

>自給率を上げることができればそれが理想ですが、
>やはりコストが・・・ということになるのでしょうね。
先日、アメリカンギャングスターという映画を観てきたのですが、
のっけからこの問題の話でして、
あまりにものタイムリーさに驚いちゃいました。(笑)

スーパーマーケットに店主のこだわりがどこにある!!
安価な外国製品の輸入でどれだけのアメリカ人が失業している!!

そんな話だったのですが、
この辺はある意味、永遠のテーマなのかもしれないですね。
私もビジネスって信頼の上でって思ってますが、
株主からすると、今の株価をどうやって上げるかですから、
信頼なんて効果が直ぐにでないものは、
どうしても後回しになりますしねぇ・・・・。

私もいつも悩んでます。(^^;

こんな事ばかり書いてるブログですが、
良かったら、また遊びにいらして下さい。
Posted by しま at 2008年02月18日 17:50
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